私たちは,学部教育において目指すところは下記の3つです.これらを達成できるように,授業や実習,卒業研究を通して教育を行っています.
〜これらの科目を通して,目指す3つを達成できるように学生を支援しています.〜
また,各教員の専門分野を活かして,他の領域の先生方と分担して担当している科目は以下の通りです.
卒業生・修了生でご興味のある方は,聴講できる場合もありますので,教員までお声かけ下さい.詳細をお伝えします.
国家試験の出題基準を網羅することは勿論,講義の中で,子どもの写真,子どもが描いた絵,ホームビデオなどを駆使し,子どもの成長・発達の状況や子どもを取り巻く環境を具体的に理解できるよう,工夫しています.
また,専門家を招いて,最新の知識を教えていただくことにも力を入れています.2年生前期の成長発達看護学(小児)では,児童虐待,プリパレーション,心的障害を受けた子どもと家族への支援について,それぞれがご専門の先生に来ていただいています.3年生前期の成長発達看護学演習(小児)では,腎疾患,小児がん,重症心身障害児の診療をご専門とする医師に講義をしていただいています.
3年生前期の成長発達看護学演習(小児)では,後期の実習に備えて,実習で行う看護過程の展開方法を事例を用いて学び,学生1人1人が実際に行えるようにしています.
子どもと接した経験の少ない学生が多く,小児看護の対象である子どもを理解することが非常に難しい現状があります.そこで,子どもと母親に向き合い,理解を促進するための足掛かりになるような演習を行うために,2016年度よりママの働き方応援隊東京葛西校の「赤ちゃん先生」をお招きして演習を行っています.
「赤ちゃん先生」とは,0〜3歳の子どもとその母親が先生になって,子どもとの関わり方のコツ,母親の子どもに対する想い,子どもが病気になった時の不安な気持ちなどを教えていただきます.さらに,実際に子どもと触れ合うことで子どもとのコミュニケーションのとり方を理解することができ,子どもと接した経験が少ない学生には貴重な演習になっています.
※この取り組みは,2017年度東京都立大学教育推進改革推進事業(学内提案分【B2】アクティブ・ラーニングの推進等)の「地域で生活する子どもと母親を講師とした小児看護学教育プログラムの構築」として行い,現在も継続しています.
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