図表8 看護疫学(仮称)の体系試案

T.看護と疫学

1.看護実践の基礎としての疫学

・疫学の原理についての理解

・疫学の歴史−ナイチンゲールの疫学と統計学への寄与−

・疫学の研究過程と看護過程の類似性

・看護に疫学を応用することの意義について

2.疫学における看護の視点

・看護の視点からみた健康の見方

・疾病の自然史とケアニーズの変容

・個人の正常域と集団の正常域

・場と要素の理論

・疫学要因の考え方(3元論疫学と2元論疫学)

 

U.疫学研究の方法(疫学的方法)

1.記述疫学(descriptive epidemiology

・分母と分子の定義

prevalenceincidencecumulative incidence

・割合、比、率、率比

・比率の調整

・人間、場所、時間

2.分析疫学(analytic epidemiology

・統計的関連性と偶然性

・横断研究

・生態学的研究

・症例対照研究

・コホート研究

・寄与危険と相対危険

・オッズ比と相対危険

・交絡要因とバイアス

3.介入研究の方法(intervention study

・介入の意義

・標本の抽出と割り付け

・内的妥当性と外的妥当性

・妥当性を脅かすバイアス

・インフォームド・コンセント

 

V.医療・看護における疫学研究の実例

1.感染症の疫学的研究

・歴史的事例

・感染症の自然史

・感染症における疫学要因の捉え方

・発症に関わる各種疫学要因の影響

2.非感染症の疫学的研究

・歴史的事例

・非感染症の自然史

・感染症と非感染症における疫学要因の捉え方の差異

・発症への各疫学要因の影響

3.サーベイランスとスクリーニング

・基本的な概念

・サーベイランスの型と過程

・スクリーニングの指標

・有病率とスクリーニングの指標

・スクリーニングプログラムの評価基準

・ROC分析

・モニタリング

 

W.臨床疫学の看護への応用

1.EBNと臨床疫学

・EBNの目的

・EBNの手順

・臨床疫学の目指すもの

2.EBNの実践

・アセスメント、看護診断とアウトカム

・疑問点の抽出

・文献の検索

・エビデンスの質の評価

・判断分析の実際

・事前情報と事後情報−ベイズの定理−

・メタ分析

 

X.看護疫学の実例

1.看護と記述疫学

2.看護と分析疫学

3.看護と介入研究

4.看護におけるサーベイランスとスクリーニング研究

5.臨床疫学の看護への応用事例