資料1 高等学校学習指導要領における教科「情報」の見出し

高等学校学習指導要領(平成11年3月29日)

 

情  報

目  標

 情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して,情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに,社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ,情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。

 

1 情報A

1 目   標

 コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して,情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに,情報を主体的に活用しようとする態度を育てる。

2 内   容

1) 情報を活用するための工夫と情報機器

ア 問題解決の工夫

イ 情報伝達の工夫

2) 情報の収集・発信と情報機器の活用

ア 情報の検索と収集

イ 情報の発信と共有に適した情報の表し方

ウ 情報の収集・発信における問題点

3) 情報の統合的な処理とコンピュータの活用

ア コンピュータによる情報の統合

イ 情報の統合的な処理

4) 情報機器の発達と生活の変化

ア 情報機器の発達とその仕組み

イ 情報化の進展が生活に及ぼす影響

ウ 情報社会への参加と情報技術の活用

 

2 情報B

1 目   標

 コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み,情報社会を支える情報技術の役割や影響を理解させ,問題解決においてコンピュータを効果的に活用するための科学的な考え方や方法を習得させる。

2 内   容

1) 問題解決とコンピュータの活用

ア 問題解決における手順とコンピュータの活用

イ コンピュータによる情報処理の特徴

2) コンピュータの仕組みと働き

ア コンピュータにおける情報の表し方

イ コンピュータにおける情報の処理

ウ 情報の表し方と処理手順の工夫の必要性

3) 問題のモデル化とコンピュータを活用した解決

ア モデル化とシミュレーション

イ 情報の蓄積・管理とデータベースの活用

4) 情報社会を支える情報技術

ア 情報通信と計測・制御の技術

イ 情報技術における人間への配慮

ウ 情報技術の進展が社会に及ぼす影響

 

3 情報C

1 目   標

 情報のディジタル化や情報通信ネットワークの特性を理解させ,表現やコミュニケーションにおいてコンピュータなどを効果的に活用する能力を養うとともに,情報化の進展が社会に及ぼす影響を理解させ,情報社会に参加する上での望ましい態度を育てる。

2 内   容

1) 情報のディジタル化

ア 情報のディジタル化の仕組み

イ 情報機器の種類と特性

ウ 情報機器を活用した表現方法

2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション

ア 情報通信ネットワークの仕組み

イ 情報通信の効率的な方法

ウ コミュニケーションにおける情報通信ネットワークの活用

3) 情報の収集・発信と個人の責任

ア 情報の公開・保護と個人の責任

イ 情報通信ネットワークを活用した情報の収集・発信

4) 情報化の進展と社会への影響

ア 社会で利用されている情報システム

イ 情報化が社会に及ぼす影響

 

 

情  報

目  標

 情報の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,現代社会における情報の意義や役割を理解させるとともに,高度情報通信社会の諸課題を主体的,合理的に解決し,社会の発展を図る創造的な能力と実践的な態度を育てる。

 

第1 情報産業と社会

1 目   標

 情報産業と社会とのかかわりについての基本的な知識を習得させ,情報への興味や関心を高めるとともに,情報に関する広い視野を養い,創造する力を伸ばし,社会の発展を図る能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 情報化と社会

 ア 情報化と社会生活

 イ 情報産業の発展と社会

 ウ 高度情報通信社会のモラル

2) 情報化を支える科学技術

 ア ハードウェアの基礎

 イ ソフトウェアの基礎

 ウ コンピュータの利用形態

 

第2 課題研究

1 目   標

 情報に関する課題を設定し,その課題の解決を図る学習を通して,専門的な知識と技術の深化,総合化を図るとともに,問題解決の能力や自発的,創造的な学習態度を育てる。

2 内   容

1) 調査,研究,実験

2) 作品の制作

3) 産業現場等における実習

4) 職業資格の取得

 

第3 情報実習

1 目   標

 各専門分野に関する技術を実際の作業を通して総合的に習得させ,技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 基礎的な情報実習

2) システム設計・管理に関する実習

3) マルチメディアに関する実習

 

第4 情報と表現

1 目   標

 情報と表現に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,表現力を伸ばすとともに,情報を適切に表現する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 情報活用とメディア

 ア メディアの種類と特性

 イ コミュニケーションの基礎

2) 情報活用の基礎

 ア 文書による表現技法

 イ 図形・画像による表現技法

 ウ 音・音楽による表現技法

3) 情報発信の基礎

 ア プレゼンテーションの基礎

 イ プレゼンテーションによる情報発信

 ウ 情報通信ネットワークを活用した情報発信

 

第5 アルゴリズム

1 目   標

 データ構造と代表的なアルゴリズムに関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 数値計算の基礎

 ア 基本的なアルゴリズム

 イ 数値計算

2) データの型とデータの構造

 ア データの基本的な型と構造

 イ データ構造とアルゴリズム

3) 整列

4) 探索

5) データベースの概要

 ア ファイルとデータベース

 イ データベースの仕組み

 ウ データベースの設計と操作

 

第6 情報システムの開発

1 目   標

 情報システムの設計に関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 情報システムの概要

 ア 情報システム化の技法

 イ ソフトウェア開発の基礎

2) 情報システムの設計

 ア プログラム設計

 イ プログラミングと単体テスト

3) ソフトウェアテスト

4) 運用保守

 

第7 ネットワークシステム

1 目   標

 情報通信ネットワークシステムに関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) ネットワークの基礎

 ア ネットワークの種類

 イ 伝送の手順と接続方式

 ウ 関連技術

2) ネットワークの構築

 ア ネットワークの分析

 イ ネットワークの設計

3) ネットワークの運用と保守

 ア 運用管理

 イ 保守

4) ネットワークの安全対策

 

第8 モデル化とシミュレーション

1 目   標

 様々な現象を数理的に捉え,コンピュータで解析し,視覚化するための知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) モデル化とその解法

 ア モデル化の基礎

 イ モデルの種類と特性

 ウ シミュレーションの基礎

2) 現象のモデル化とシミュレーション

 ア 連続的に変化する現象

 イ 離散的に変化する現象

 ウ その他の現象

 

第9 コンピュータデザイン

1 目   標

 コンピュータによるデザインに関する基礎的な知識と技術を習得させ,実際に創造し応用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 造形表現の基礎

 ア デザインの意義

 イ デザインの条件

 ウ 数理的造形

2) コンピュータデザインの基礎

 ア 表現と心理

 イ 記号の操作と意味の演出

3) コンピュータデザインの基本要素と構成

 ア デザインエレメント

 イ エレメントの視覚的構成

 

10 図形と画像の処理

1 目   標

 コンピュータによる図形と画像の処理技法に関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 図形の表現

 ア 基本図形の表現

 イ 座標変換の利用

 ウ 立体図形による表現

2) 画像のディジタル化

 ア ディジタル画像

 イ 画像の標本化と量子化

3) 画像の変換と合成

 ア 幾何変換

 イ 色彩変換

 ウ 合成

 エ 動きの表現

 オ アニメーションとシミュレーション

 

11 マルチメディア表現

1 目   標

 マルチメディアによる表現活動を通して,マルチメディアによる伝達効果とその特質について理解させ,作品を構成し企画する実践的な能力と態度を育てる。

2 内   容

1) 静止画の設計と表現

 ア 静止画の処理

 イ 静止画による表現

2) 動画の設計と表現

 ア 動画の処理

 イ 動画による表現

3) 音・音楽の設計と表現

 ア 音・音楽の設計

 イ 音・音楽の表現

4) 作品制作